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チャート解剖学

ピンバーはプライスアクションの基本中の基本だと実例解説!

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どうも、ひげづら(@higedura24)です。

 

ピンバーはプライスアクションにおいて基本中の基本であり、チャート上の転換点の要となる重要な目印です。

 

今回はそんなピンバーの詳細について解説します。

 

ローソク足の形状だけでなく、なぜその形となったのかをイメージしながらチャートを見ると違った考え方ができるのではないでしょうか。 

 

 

ピンバーは投資家の注目を浴びやすく転換点となりやすい

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ピンバーは見てわかるように、

 

  1. ローソク足の実体が小さい
  2. ヒゲが極端に長い

 

といった特徴があります。

 

実戦のトレードでは「実体が小さい」という特徴よりかは「ヒゲが長い」という特徴を優先する傾向が強いですが、とにかくこれは

 

ある価格帯で一方向に強い値動きがあった

 

という意味です。

 

チャート上にピンバーが発生すると視覚的に目立つだけでなく、値動きとしてここに強い抵抗や支持帯があるとわかるので注目を浴びることになります。

 

また、同じ価格帯に複数のピンバーが発生した場合には特に強い抵抗や支持があるとされ、

 

そこを抜けるのか押し戻されるのかによって大きな転換点となりやすい

 

といった特徴があります。

 

では実際のチャートでピンバーの例を見てみましょう。

 

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このチャートでは・・・

 

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この2箇所に明確なピンバーが発生していますね。安値高値はそれぞれ112円と111.4円ちょい上の価格です。

 

つまり直近ではこの安値高値での値動きになってくると予想できます。

 

高値はかなり長い上ヒゲによって強そうだなとイメージできますし、安値も少し前のローソク足で同じような価格に下ヒゲが出ていることから市場に意識されていそうだとイメージできます。

 

ピンバーに限らず、プライスアクションではこういった「市場に意識されている安値高値を超えてくる値動き」からトレンドが発生すると考えます。

 

ピンバーなどを目安にあらかじめ「転換点はこの安値高値だな」と意識することが大事です。

 

 

ピンバーの安値高値でダマシが起きたら複数サインの点灯を探す

ピンバーは

 

  1. プライスアクションの基本である
  2. 投資家の注目を浴びやすい安値高値を形成する

 

という性格からダマシの基点として活用されることも多いです。プライスアクションでは

 

ダマシ=強い値動き

 

という考え方があるので、ダマシを見つけたらその方向に順張りしていくのが原則です。

 

また、ダマシと同時に違うプライスアクションの考え方が併発していないか確認することも基本ですね。

 

例えばこちらを御覧ください。

 

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このチャートではA・B・Cのピンバーが発生しています。

 

一番高いピンバーAと低いピンバーBの安値高値で値幅が決まっていそうですが、右側でBの安値を抜けていますね。

 

通常であればBの安値抜けで下落が始まると考える局面のはずです。

 

しかし、最終的にはBの安値を明確に上回る反発を見せていて下方向のブレイクはダマシだったんだとわかります。

 

いわば強気リバーサルと同じ考え方でダマシを判断しているというわけです。

 

ここで考えることは

 

  1. ダマシの方向は上方向
  2. Cの高値でどう値動きするのか
  3. Cの高値を超えてAの高値まで戻るのか

 

ということですね。続きを見てみると・・・

 

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ダマシから見事にAのピンバーまで戻して、しかもチャートの最後にはAの高値付近でまた新たなピンバーが発生しています。

 

このようにピンバーに着目してあげることで

 

  1. どこが市場に意識されている安値高値なのか
  2. ピンバーをダマシに活用している場所がないか
  3. ダマシから強い値動きが発生しないか

 

ということを見ていくわけですね。一度ダマシにあったとしても素直にロスカットして反対方向にポジションを取り直すと案外大きく取れることも少なくないです。

 

ピンバーの効力は意外に長く続く

ピンバーの効力は私達が考えるよりも長く続くものなんだという例をご紹介しておきます。

 

こちらを御覧ください。

 

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チャートの左側で同じ価格帯で複数のピンバーが発生しています。この上ヒゲ先端の価格は111.8円付近です。

 

複数のピンバーがこの価格帯に抵抗があるよと教えてくれていますね。

 

そこからだいぶチャートを進めると・・・

 

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このようにかなり時間が経過していても複数回は抵抗体帯として作用し、そこをブレイクしても支持帯として作用していることがわかります。

 

青枠で囲っている

 

  1. ブレイク前の上ヒゲ
  2. ブレイク後の下ヒゲ

 

がピンバーの効力は私達が考えるよりも長い間効力を発揮していると示していますね。

 

ピンバーが割と長い間効力を発揮する理由としては

 

  1. 実際にそこでポジションして含み損を抱えている投資家がいるから
  2. 含み損は塩漬けという言葉があるように、損切りできずに放置されていることも多い
  3. 放置していたポジションの含み損が限りなく減ったときは迷いなく撤退する投資家も多い

 

といった背景があるからです。

 

ピンバーの効力が長いことと人間の心理は関係しているというわけですね。

 

まとめ

いかがでしたか?ピンバーはその本質から市場に色々な意味で意識されるプライスアクションの基本です。

 

  1. 直近の価格帯
  2. ダマシの基点

 

といったことを意識しつつピンバーを見つけてあげるとトレードチャンスになるはずです。

 

その他のプライスアクションについてもFXとプライスアクション!チャートから値動きの変化を読み取れ!で解説していますのでぜひご参考ください。それではまた!

 

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